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2019-12-16ブロックマンが Edge で毎年のように出してるアンソロジーを知らないのかな。あれはブロックマンの問いに答える形式は取ってるけど、別に彼と「語り合う本」じゃないだろう。あと、エプシュタインの件は話題にしたくないという気配が色々なところに見えていて、なんだか伊藤さんをスケープゴートにして終わりにしたいという雰囲気があるようだけど、科学オタクは量子コンピュータや LHC のようなおもちゃで遊べたら幼児性愛者やネオナチから資金提供されていてもいいということなんだろうか。でも、このブロックマンって英語版の Wikipedia ですら経歴が書かれていないのに大金持ちで広い人脈があるから、もともとエプシュタインの金が目当てだったとは思えないんだよね。あと、まぁ山手線の内側だけで評価されている「知の巨人」どもに比べたら、ここに出てくる人々はそれなりに読むに値するものは書いてるわけだけど、それでもやはりライプニッツやプラトンに比べたら《小物》である印象は否めない。NYT の年間ベストセラーとか、そんなのは世界中に蛆虫と同じくらいたくさんいるし、もちろんプラトンやニュートンが生きていた時代に比べて人類全体としての生産性は桁違いなんだけど、それでも何か薄っぺらいものばかり積み上げてるように思えてならないんだよね。iPhone とか、そんなもん驚くようなものじゃないだろうって。ジョン・ブロックマンというと、邦訳の刊行が期待される洋書を紹介しまくることにする(2019年版)でも紹介しているが、今回出るのはそちらの邦訳ではなく、クリス・アンダーソン、スティーブン・ピンカー、ジュディア・パール、ダニエル・C・デネットといった錚々たる面々、大げさに言えば「知の巨人」クラス(笑)と AI をテーマにして語り合う本である。ジョン・ブロックマンが知のトップランナー25人と「AIと人類の未来」を語る本が出る - YAMDAS現更新履歴

2019-12-16「pooneilの脳科学論文コメント」というサイトが著しく重いと思ったら、外部の Facebook や YouTube からのレスポンスのせいだった。こうやって外部のリソースや無駄な WordPress に足を引っ張られて異様に重い個人サイトが増えてるよね。僕の体感では、ここ15年ほどレイテンシって何の向上もないんじゃないか。そのくせ、コンテンツに何か劇的な改善とか豊富さが認められるかというと、そんなこと全然なくて、「メディア」と称する素人のコタツ記事が大量にウェブにバラ撒かれてるだけというのが実情だ。そして、冒頭に挙げたサイトのように、学術研究者のサイトですら、無邪気に個人情報を「活用」しては、クソみたいなパフォーマンスのサイトを公開し続けるというわけである。ということで、オンラインのコンテンツは、僕らが作ってるようなレベルの大手企業案件のものと、そういう素人のゴミとのあいだに格差が広がって当然なのだけれど、昔なら両方が YouTube とかニコニコ動画に混在していたので、何とかゴミの中にあった面白いものが拾い上げられていたんだよね。でも、これだけゴミが多いと、やっぱり住みわけして取捨選択するコストを下げたいというのは人情だ。したがって、僕らが大手代理店案件で少しずつ始めているように、YouTuber とかネット・セレブに実験的な個人サイトを運営させて、そこでキャンペーンを展開するというアプローチも選択肢の一つになる(もちろん、これもステマになりうるが、自分自身のサイトでやってることだから、少なくとも SNS の規約とは関係ない。個人として叩かれてもいいレベルなら、好きにやってもいいというわけだ)。つまり、ゴミから人気のあるコンテンツや人材を見つけるのは暇なガキに任せておいて、使えそうな人材が出てきたら、SNS ではなく独自サイトでキャンペーンを展開させるということだ。そろそろ、なんでもかんでも SNS で完結するという仕組みは破綻しつつある。炎上商法も効果がなくなってきてるというし、実はそんなもん商品の売り上げと何の関係もないことは最初から分かってたんだけど、プレゼンスなりパブリシティという一点だけで押し切ってきた代理店の営業にもロジックの力がなくなってきたということなのだろう。

2019-12-16最近 O'Reilly のサイトって書籍の情報がどこにあるのか、直感的に分からなくなってきてるんだけど、もう出版事業とかフェードアウトなのかな。そういう印象を持たれてもしょうがないくらい findability が低下してる。それと関係があるのかどうかは分からないけれど、もう O'Reilly の本って洋書でも翻訳でも5年くらい買ってないな。まず書店で眺めている限りでは、どうも日本のオライリーって情報セキュリティやネットワークに関する本を翻訳しないから、職能から言って興味が半減するんだよね。どのみち英語で読めるから、もういいやって。そして本家でも、www.oreilly.com はグローバル・メニューをご覧いただければ分かるように、書籍に関するメニューが全くない。オンライン学習とカンファレンスのことだけだ。これでは、ますます新刊情報を見ようという気にはなれない。探さないといけない時点で、サイトを利用するモチベーションが酷く下がるのは、ウェブサイトの制作という実務においては常識と言っていいようなユーザビリティやアクセス解析の話だろう。もちろん、だからといって検索して適当に誰かのウェブ・ページを眺めているだけでいいのかというと、実はそんなことはない。csh や tcsh のサイトを作っていて感じていることだが、実は英語のリソースですらオンラインで見つかる情報というものは相当に偏っているからだ。